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vuca(ブーカ※)と呼ばれる予測困難な時代。今を生きる私達は、先人が築き上げた歴史の重さを再認識しつつ、このまち、この地域が持つ潜在能力をさらに掘り起こし、世代を超えた対話を通じて英知を結集することで、荒波を乗り越え、未来を切り拓いていかねばなりません。
私は20年後も現役の「責任世代」。常に3つの視点「対話と協働(多様性)」「フェアネス(公平性・公正性・透明性)」「サステナビリティ(持続可能性)」を念頭に置き、市民の皆さま、お一人おひとりのウェルビーイング(幸せ)に焦点を当てた、『市民が主人公』のまちづくりをめざします。
バラ色の未来は待っているだけではやって来ません。行政主導のまちづくりにも限界があります。市民の皆さまには、これまで以上に市政に積極的に関わっていただきたいと思っています。そして、次世代に誇れるまちづくりをめざして、苦楽を分かち合い、より豊かな人生を謳歌していただきたいと心から願っています。
※変動性、不確実性、複雑性、曖昧性の英単語頭文字をとった造語
まちづくりの主人公は市民である
行橋市長 工藤政宏