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指定年月日:令和6年3月26日
所在地 :行橋市歴史資料館
行橋市大字天生田字大将陣で出土したと伝わる銅矛です。個人宅に伝わった伝世品であるため、詳細な出土地点や出土状況は不明ですが、大将陣は京都平野の南を画するホトギ山や馬ヶ岳に連なる丘陵で、多数の古墳や横穴墓が眠る地域です。またこの銅矛は、耳を左として置いた場合の下面に白色粘土が付着しており、埋納されていた祭器であったと考えられます。
銅矛は先端を欠き、現存長79.8cmで、穂部最大幅11.7cm、関部幅12.7cm、背の厚さ0.9cmです。背に明瞭な鎬はありません。袋部は端部から2.7cmまで中空ですが、その奥は中子が詰まっています。弥生時代後期から終末期(2~3世紀)のものと考えられます。
市内に残された唯一の弥生時代武器形青銅器です。