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行橋市歴史資料館 新春特別展示「後藤又兵衛の槍」展

11 住み続けられるまちづくりを
ページID:0025804 更新日:2023年12月15日更新 印刷ページ表示

歴史資料館では新春特別展示として、後藤又兵衛の槍を展示します。

後藤又兵衛(実名は基次、正親など)は黒田官兵衛・長政父子に仕えた歴戦の戦国武将ですが、長政と関係が悪化し出奔。浪人生活ののち、豊臣家に招かれて大坂の陣で活躍したことで知られます。

その後藤又兵衛は、福岡藩黒田長政のもとから出奔した際、隣国小倉藩(藩主細川忠興)を頼り、京都郡今井(行橋市今井)に潜伏しました。
今井の西福寺に又兵衛使用の膳が伝わります。山門横には「英傑後藤又兵衛基次霊塔」が立てられています。

また、現在も行橋市沓尾に屋敷(市史跡 守田蓑洲旧居)が残る守田家は、当時今井に住んでいたと伝わり、又兵衛の世話にあたっていました。又兵衛は今井を去る際、娘(久)を守田家に託し、また感謝のしるしとして槍などを贈りました。これがこのたび展示する槍で、守田家より行橋市歴史資料館にご寄贈いただいたものです。

 

後藤又兵衛行橋市歴史資料館所蔵黒田二十四騎図より