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中世の港町「今井津」は交通の要衝であったため、あらゆる文化が栄えました。そのうちのひとつが「連歌」です。連歌とは長句(五・七・五)と短句(七・七)を詠み連ねる詩歌のことで、戦国時代には名立たる武将たちも嗜みました。明治時代以降は全国的に廃れていった連歌ですが、行橋では連綿と受け継がれて現在に至ります。
今回の記念講演会では有川宜博氏にご講演をいただきます。有川氏は現代の連歌の第一人者であり、行橋でも連歌の宗匠を務められました。宗匠(そうしょう)とは連歌を複雑な式目(ルール)にのっとりながら詠み手を指南し、全体の完成度を高める重要な役です。さて、今井津と連歌の関係はいかなるものなのか、是非ご聴講ください。
【演 題】 「今井津と連歌」
【講 師】 有川宜博氏(元太宰府天満宮文化財研究所顧問、神縁連歌会宗匠)
【日 時】 令和7年11月1日(土) 14時~16時(予定) ※受付は13時30分から
【会 場】 コスメイト行橋2階 企画展示室
【定 員】 80人 ※先着順
【参 加 費】 無料
【申し込み】 歴史資料館に電話または窓口で申し込み ※火曜休館