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アートは時代や想いを凝縮し、言葉を超えた「なんかいいな」と思える力を持つものです。この展覧会では、解説に頼らず「感じる」ことを楽しめる空間を作り、「理由のない感動」を体験できる場を目指します。日常を忘れ、ただ「空っぽ」になる。その心の余白にそっと満ちるひとときを、どうぞお楽しみください。
会期 7月25日(金曜日)~9月28日(日曜日)
会場 行橋市増田美術館(福岡県行橋市行事5丁目4-38) 全館
休館日 月曜日(祝日の場合は開館 翌平日が休館)※8月12日~8月15日 お盆休み
時間 10時~17時 (入場は16時30分まで)
観覧料 一般500円/高校生・大学生300円/中学生以下無料/団体(15名様以上)400円
※障がい者手帳等を提示された本人と介護者(1名まで)は観覧無料
画家。1979年福岡県春日市に生まれる。幼少期よりサッカーに親しみ、16歳でブラジルへサッカー留学後、大分県の高校に進学、それ以降大分市に在住している。2004年頃より絵を描き始める。路上で絵を描き売りながら、徐々に大分を代表とする画家へと成長。2014年にはドラマ『昼顔』に作品が起用され、その名は全国区へ拡大。
2021年7月~9月まで大分市美術館で開催された「北村直登展」では、コロナ禍にも関わらず全国から28,000人以上もの来場者を迎えた。2022年には、テレビ朝日系列ドラマ『ボーイフレンド降臨!』でも多くの作品が起用され、さらに注目されているアーティスト。その他、全国の百貨店などでの催事や、自治体や企業とのコラボレーション、美術館や神社でのワークショップやライブペイントなど活動の幅を広げている。
YouTube(チャンネル登録者数22.9万人)やInstagram(フォロワー数11万人)、TikTok(フォロワー数14.2万人)などにも挑戦し、若者からの注目も集めている。
情報過多の現代。
私たちは考え続け、追い詰められ、心の余白を失っていく。
この展覧会が提案するのは、ただ「空っぽ」になること。
余白のある美しい配色、不明瞭な迷い線。
動物や人物、花や風景が、心の奥に眠る感性をそっと引き出す。
何かを訴えるわけではないアート。
具体的なメッセージも、重たい文脈も必要としない表現。
「空っぽだからこそ、満ちる」そんなアートが、観る人の心を洗い流し、美しいと思う瞬間を作り出す。
ただそこにあるアートが、あなたの感覚を引き出し、静かに問いかけます――「ここに何が見える?」と。
表現しないことを通じて、アートは振り出しに戻る。
そこには「好き」と感じる心、ただそれだけがある。
アートの本質が何であるべきかを問うのではなく、その入り口に立ち戻ることの大切さを、20年間描き続け、3万枚近い作品を作り続けてきたその答えは、人々の中にある。
アートは必ずしも語る必要はない。ただ感じ、寄り添い、観る側の心で完成されるものなのだから。
アートと僕らに必要なのは
「空っぽで、満ちる。」ただそれだけのような気がするんだ。
北村直登さんによるトーク&ライブペイント
日時 7月25日(金曜日) 10時~11時
会場 行橋市増田美術館 本館展示室
定員 50名 ※要申込・先着順
参加費 無料 ※ただし、展覧会観覧料が必要です。
※駐車場に限りがあるため、乗り合わせまたは公共交通機関のご利用をお願いいたします。
きみの色で、北村直登の動物たちがうごきだす!
会場 行橋市増田美術館ワークスペース
参加費 無料(申込不要) ※ただし、展覧会観覧料が必要です。
担当学芸員が展覧会をご案内します。
日時 8月8日(金曜日)、9月12日(金曜日)
各回14時~14時30分
会場 行橋市増田美術館
参加費 無料(申込不要) ※ただし、展覧会観覧料が必要です。
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