本文
池田満寿夫は、国際的な賞を多数受賞した版画家として知られています。版画だけにとどまらず、立体造形、写真、小説、映画等その才能を発揮したマルチなアーティストです。
本展覧会では、池田満寿夫が制作した版画、陶やブロンズ作品もご紹介します。
2025年は、池田満寿夫の生誕から90年となる節目の年です。また、当館の前身となる「増田美術ギャラリー」が、京築地域で活躍した実業家・増田博氏(1923~2021)の手によって設立されて20年を迎えることから、この二つの節目を記念する特別展として本展覧会を開催します。
池田満寿夫の多彩な才能から生み出された作品をご堪能ください。
会期 2025年2月22日(土曜日)~3月23日(日曜日)
新館特別展示室1・2
休館日 月曜日(祝日の場合は開館 翌平日が休館)
時間 10時~17時 (入場は16時30分まで)
観覧料 一般500円/高校生・大学生300円/中学生以下無料/団体(15名様以上)400円
※障がい者手帳等を提示された本人と介護者(1名まで)は観覧無料
旧満州(中国東北部)生まれ。長野県で育つ。1966年「ヴェネツィア・ビエンナーレ展」版画部門国際大賞をはじめ、数々の賞を受賞し、版画家として国際的に脚光を浴びる。1977年小説「エーゲ海に捧ぐ」で芥川賞を受賞。 1979年に同小説を自ら監督して映画化、カンヌ映画祭に出品。1983年頃からは作陶をはじめ、その後ブロンズ制作も手がけるようになった。多彩な才能を発揮し、「造形の詩人」といわれた。
大平 直輝(株式会社港屋会長)氏をお招きしオープニングギャラリートーク
日時 2月22日(土曜日) 10時30分~
会場 行橋市増田美術館
定員 20名 ※要申込。
料金 無料 ※別途展覧会観覧料が必要