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ますび 特別展 「坂本善三美術館展」

ページID:0022914 更新日:2023年8月16日更新 印刷ページ表示

 坂本善三美術館展坂本善三美術館展 裏

 ますび(行橋市増田美術館の愛称)がこれからの目指すべき方向性として、より市民に身近な美術館となるようにと考えています。そこで、熊本県小国町にある坂本善三美術館<外部リンク>の地域住民とコミュニケーションをとりながら作り上げていく美術館を参考にし、令和5年度の特別展として、小規模ながら優れた活動を行い全国的に高い評価を受けている、坂本善三美術館のコレクションとそのユニークな取り組みを紹介する展覧会を企画しました。美術館や美術体験の在り方が様々に拡大している現代において、坂本善三美術館の存在は、多くの美術館が刺激を受けています。また、小国の自然から生まれた坂本善三美術館では小中学生を対象にした教育普及事業においても質の高い取り組みを続け、鑑賞教育等にも力を入れています。

 

坂本善三美術館

《坂本善三美術館外観》

坂本善三

《1970年当時の坂本善三》

​◆坂本善三(1911-1987)は、抽象的な作風で知られる熊本県阿蘇郡小国町出身の洋画家。
独自の抽象表現を確立し、「グレーの画家」や「東洋の寡黙」と称されました。その作品の根本には、ふるさとの自然や風土が息づいています。
ふるさとである小国町に平成7年(1995)に開館したのが坂本善三美術館です。ほぼ全室が畳敷きという特徴をもった同館では、コレクション作品を地域の方々やアーティストが再解釈し、作品の新たな楽しみ方を美術館の外にまで広げていくような取り組みが行なわれています。

◆第1章◆
同館が手掛けた展覧会の一つ「んまつーポスと作る善三展「拍手し展!」」(2018年)の紹介とイメージの元となった作品を展示します。

◆第2章◆
同館所蔵の抽象以前の油彩画と抽象表現に移行してからの油彩画や水墨画、リトグラフィを展示し、坂本善三作品の魅力に迫ります。

構成80

《構成80》1980年

象

《象》1981年

連

 《連》1978年

城

 《城》1981年

壁A

 《壁A》1959年          

門

《門》1976年

青の阿蘇

《青の阿蘇》制作年不詳

静物A

《静物A》1958年

 

◆会期  2023年9月16日(土曜日)~12月10日(日曜日)

◆会場  行橋市増田美術館(福岡県行橋市行事5丁目4-38)

     新館特別展示室1,2

◆休館日 月曜日(祝日の場合は開館 翌平日が休館)

◆時間  10時~17時 (入場は16時30分まで)

◆観覧料 一般500円/高校生・大学生300円/中学生以下無料/団体(15名様以上)400円

     ※障がい者手帳等を提示された本人と介護者(1名まで)は観覧無料

     ★11月3日【文化の日】観覧料無料★

関連イベント

今回は特別に坂本善三美術館学芸員をお招きして、展覧会初日といつもの第2金曜日に、ギャラリートークを開催します。

◆会 場 行橋市増田美術館​
◆時 間 各回14時~14時30分
参加費 無料 ※ただし、展覧会観覧料が必要です。
定 員 20人(要申込)
◆申 込 行橋市増田美術館​​ TEL:0930-23-1824

オープニングギャラリートーク

◆日 付 9月16日(土曜日)

坂本善三美術館学芸員によるギャラリートーク

◆日 付 10月13日(金曜日)、11月10日(金曜日)、12月8日(金曜日)