本文
山下清(1922-1971)は、「放浪の画家」として親しまれ、その作品は多くの人々に 愛されています。
晩年、歌川広重の東海道五十三次に着想を得て、昭和40年(43歳) から約4年間、実際に皇居前広場から京都三条大橋まで取材とスケッチの旅を続け、ペン画を描きました。当初はそのペン画をもとに貼絵を制作する予定でしたが、49歳 で亡くなったため完成には至りませんでした。しかし、これらの作品には各地を訪れた 山下清の目を通して、昭和の東海道の風景が生き生きと描かれています。
今回の展示では、そのペン画をもとにつくられた55点の版画と、作品について語った山下清の言葉を紹介いたします。
◆会期 令和5年2月25日(土曜日)~令和5年3月26日(日曜日)
◆休館日 毎週月曜日(祝日の場合は開館。翌平日が休館。)
◆開館時間 10時~17時(入館は16時30分まで)
◆会場 行橋市増田美術館 新館特別展示室1・新館特別展示室2
◆主催 公益財団法人 増田美術・武道振興協会
共催 行橋市教育委員会
協力 山下清作品管理事務所
企画協力 ステップ・イースト
◆入場料
一般 500円
高校生・大学生300円
中学生以下無料
団体(15名以上)400円
※障がい者手帳等を提示された本人と介護者(1名まで)は、観覧料が無料。
増田美術館創設者増田博氏生誕百年記念講演「家族が語る山下清」
※定員に達したため申込受付終了しました
◆日時:3月11日(土曜日) 10時
◆講師:山下浩氏(「山下清作品管理事務所」代表・山下清の甥)
◆場所:みやこホテル(福岡県行橋市宮市町9-18)
◆参加費:無料
◆定員:70名 ※要申込。先着順、定員に達し次第締切り。
◆申し込み:行橋市増田美術館(Tel. 0930-23-1824)