ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

被災生活への備えを

ページID:0021361 更新日:2023年9月13日更新 印刷ページ表示

 大災害が発生したときには、電気やガス、水道、通信などのライフラインが止まってしまうおそれがあります。また、流通機能がマヒし、長期間の物不足が続くおそれもあります。ライフラインが止まったり、物不足が続いたりしても自力で生活できるよう、普段から飲料水や非常食など必要なものを備えておくことが大事です。

非常時の持ち出し品について

 すぐに持ち出せるように、必要最低限のものをリュックなどにまとめて準備しておきましょう。家族構成を考え、必要に応じて高齢者用品や乳児・幼児用品なども忘れずに準備します。
 また、年に一度は袋の中身をチェックして内容を見直し、食料品は消費期限などを確認して取り替えましょう。

非常持出品
機器類

懐中電灯、携帯電話、スマートフォン、携帯ラジオなど(予備の電池やバッテリーも)

非常用食品 缶詰、乾パン、レトルト食品など(火を通さないで食べられるもの)
赤ちゃんのいる家庭はミルク
飲料水 ペットボトル入りのミネラルウォーター・お茶など(500ml2本程度)
救急薬品・常備薬 消毒薬、傷薬、その他の薬類、目薬、絆創膏、包帯、マスク、持病のある人は常備薬、お薬手帳など
衛生用品

せっけん、ティッシュ、生理用品、子どものおむつ、ドライシャンプーなど

貴重品 現金(小銭含む)、預貯金通帳、健康保険証、運転免許証、印鑑など
衣類 スリッパ、上着、下着、靴下、軍手、雨具、タオルなど
生活用品

ライター(マッチ)、缶きり、ナイフ、ビニール袋など

その他

紙コップ、紙皿、ラップフィルム、ろうそく、ひも、筆記用具、メモ帳など

 

水害など時間が無いときは必ずすべてを持ち出す必要はありません。
自分の身を守ることを最優先に考えましょう。

 

備蓄品

 災害が発生しライフラインが復旧するまでに時間がかかったり、普段どおりの買い物もできなくなったりする場合があります。備蓄品は外部から救援が届く3日から1週間を自力で生活するための物を準備しておき、定期的に点検しましょう。

備蓄品
水・食料品

飲料水(1人1日3L程度)、食料(お米、パン、缶詰、インスタント味噌汁、野菜ジュースなど)
非常食(レトルト食品など水や調理なしでそのまま食べられるものなど)、栄養補助食品、チョコレート、飴

衛生用品など マスク、除菌用品、救急セット、歯磨きセット、入れ歯洗浄剤、ウェットティッシュ、ティッシュペーパー、トイレットペーパー、使い捨て手袋、化粧品、メイク落とし、保湿クリーム
衣類など 下着類(長袖など防寒対策として)、季節に合った衣類、手袋、スカーフ、ストール、帽子など(防寒・防暑対策)、レインコート、スリッパ、毛布、寝袋、タオルケット
災害時に
用意したいもの
携帯トイレ・簡易トイレ、カセットコンロ・ガスボンベ、懐中電灯、携帯ラジオ、ヘルメット、ろうそく、マッチ、ライター、厚手の軍手、ポリタンク(給水用)
その他

処方薬、お薬手帳、体温計、筆記用具、調理用具、簡易食器類、工具(ロープ、バール、はさみ、スコップ、のこぎり等)

 

ローリングストックを取り入れましょう

 備蓄した食料品の賞味期限や消費期限切れを防ぐためには、ローリングストック(回転備蓄)がおすすめです。備蓄品を古いものから順に普段の食卓に並べ、食べた分だけ買い足します。定期的に賞味・消費期限をチェックすることになり、普段食べているものを非常食とすることができます。