行橋市子ども議会（令和6年度）

第8回行橋市子ども議会開催

　令和6年8月3日（土曜日）、行橋市議会議場にて「 私たちのウェルビーイング～ 持続可能なゆくはしにするために～」をテーマ に 、第8回行橋市子ども議会が開催されました。
　この事業は、行橋市の未来を担う子どもたちが、市議会の模擬体験を通じて、市民生活と行政の関わりや本市が直面する課題について考え、自由な視点や発想から提案を行うことで市政への関心を高めることを目的とし、平成28年から実施しています。
　今年度は、小学6年生と中学生の中から立候補した16人(小学生4人、中学生12人）が子ども議員として任命され、市長や教育長へ市政に関する提言や質問を行いました。

第1回事前研修会　

　令和6年6月1日（土曜日）に第1回事前研修会を開催しました。
　初めに、井上教育部長から当選証書が交付され、研修会が始まりました。
　一人ずつの自己紹介が終わった後は、教育委員会と議会事務局の職員から、市役所の業務内容や市議会の仕組み、一般質問の作成方法について説明を受けました。
　議長、副議長の選出と質問の順番を決めるくじ引きの後は、グループに分かれてのグループワーク、個別説明です。
　子ども議員同士で初めて話をする機会となり、初めは緊張した様子でしたが、事前に子ども議員が作成したワークシートをもとに、グループ内で「市民一人ひとりのウェルビーイングのために必要なことはなにか？」をテーマに自分の意見を発表し、他の子ども議員と意見交換を行うことで、すぐに意気投合し話が弾みます。

第1回事前研修会の様子

　　
​　第1回事前研修会後、子ども議員には、研修会で学んだことをふまえて、質問内容を作成してもらいます。子ども議員が作成した質問内容を提出すると、市役所の担当課職員が質問内容の聞き取りを行います。子ども議員は、第1回事前研修会、質問内容作成、担当課職員の聞き取りを経て、質問の詳細を作成し、第2回事前研修会（リハーサル ) に臨みます。

第2回事前研修会（リハーサル）

　令和6年7月27日（土曜日）本番の1週間前に議場を使ってリハーサルに臨みました。 本番さながらの緊張感漂う議場で、子ども議会本番当日を想定した動きなどを練習しました。

第2回事前研修会（リハーサル）の様子

行橋市子ども議会本番当日

　市議会議場に入場し、議席に着席。議席番号1番から順に紹介され、子ども議員の皆さんは緊張した面持ちです。議長は、延永小学校6年の平原柑奈議員と仲津小学校6年の石川蒼真議員が交代で務めます。前半議長の平原議長が開会宣言を行い、いよいよ一般質問が始まりました。手を真っすぐに上げて「はい、議長！」の掛け声から質問が始まりました。

子ども議会本番当日の様子

　子ども議員の皆さんは、「市民一人ひとりのウェルビーイングのために、必要なことは何か？」をテーマに考えたそれぞれの質問をし、市長・教育長からの答弁を真剣な表情で聞いていました。
​　 市長や教育長、市の職員でも緊張するという議場で、堂々と質問を行った子ども議員の姿は、事前の研修会で初めて顔を合わせた日よりも更にたくましく成長したように感じました。
　一般質問は、10時から12時30分過ぎまで行われ、後半議長の石川議員の閉会宣言により子ども議会は閉会しました。

子ども議員の質問内容​