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重ねる会話、寄り添う気持ち

3 すべての人に健康と福祉を
ページID:0023154 更新日:2023年8月1日更新 印刷ページ表示

2世代家族の画像

忘れない未来のために

普段、ご自分の親御さんとどれくらいお話しできていますか?

実家から離れたところに暮らしている方はもちろん、近くに住んでいても、何かと「親が心配」という気持ちがあるのではないでしょうか。また、親御さん側としても「子どもには心配をかけたくない」との思いから普段話していないことが少なからずあるのではないでしょうか。

もうすぐお盆を迎え、親族などで集まる機会が増えてきますが、お盆に帰省する予定がある高齢者(65歳以上)の親がいる子ども世代(40歳から65歳)を対象に行った調査結果(スマート家族信託「お盆帰省での話題と資産の相談に関する調査」:関連リンク参照)では、それぞれの思いとは違った現状が見えてきます。

お盆に帰省した際、親と話したい話題では、「孫の近況」を抑え、8割以上の方が「親の健康」と回答しており、親の健康状態に関心が非常に高いことが伺えます。

また、内閣府が発行する高齢社会白書によると、2025年には高齢者の方の5人に1人が認知症を発症すると推計されています。このことについての質問では、約6割の方が「知っている」と回答しています。

しかし、親との会話の中で認知症やその対策に関する話題を出すことについては、約5割の方が「抵抗がある」と回答しており、その理由として、「センシティブ(神経質な)内容だから」「親は時期尚早と思っているから」が挙げられています。

子にとって親の健康(特に認知症)が気になるけど、中々切り出せない…。親にとっては、子に話すにはまだ早い…。どうやら、お互いの意識を合わせる必要があるのかもしれません。

親と話しておきたい3つのポイント

ポイントは3つあります。もちろん親御さん側が「縁起でもない話」として一喝するのは御法度です。話をしやすい話題から会話を進めていくと、今後の行動が見えてきます。

健康に関すること

  • 持病の状況やかかりつけ医
  • 定期的に健康診断などを行っているかどうか
  • 以前と変わったことがないか
  • 万が一の病気やケガなどに対する備え(がん保険などの保障内容)

などの確認をしましょう。

住まいに関すること

  • バリアフリー化して今の家に住み続けたい
  • リフォームをして二世帯住宅にしたい
  • 今の家を処分して、いずれは老人ホームに入居したい
  • 故郷に帰りたい

など、今後の住まいや介護に関する意思を確認しましょう。

資産に関すること

  • 預貯金、有価証券や不動産の状況
  • 資産の置き場所
  • 取引金融機関はどこにあるのか、いくつあるのか

などの確認をしましょう。特にインターネットバンキングなどは通帳が存在しないケースもあるため注意しましょう。

今、できること

親御さんが3つのポイントについて、具体的な考えを持っていた場合、どのように準備する(した)のか、もっとこうしておけばよかった(体験談)、などを聞くことで将来の自分の手本にすることができるのではないでしょうか。

また、親御さんに具体的な考えがなかった場合でも、一緒に考えることで、ご自身の将来の備えに繋がり、親としてご自身の子どもに何を伝えるか、考えるきっかけになるかもしれません。

9月は認知症について、みんなで知って考える月間です。親子で互いに希望や気持ちを確認し、ますます良い関係を築いて行けるように、今年のお盆は一歩踏み出してみませんか?

市では認知症について、どなたでも楽しみながら理解できるイベント「オレンジフェスタ」を開催します。「今、できること」の1つとして、ぜひお気軽にお越しください。