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ごみ減量プロジェクト『その1gを削り出せ』
ごみ減量プロジェクト
私たちが日々生活するうえで排出される可燃ごみの50%以上が、紙類やプラスチック類など分別を徹底することによりリサイクルが可能なものと水分を含んだ生ごみなどとなっています。
そこで、市内から排出される可燃ごみを減量するため、4R運動(Refuse【リフューズ:断る】、Reduce【リデュース:減らす】、Reuse【リユース:再使用】、Recycle【リサイクル:再生利用】の4つの頭文字『R』をとった運動)をごみ減量実現の4つの柱とし、市民総出で取り組みをおこなうものです。
まずは、令和7年度時点で5%減量を達成するため、私たち一人ひとりが行動をおこしていきましょう。
プロジェクト名
『その1gを削り出せ』
可燃ごみ排出量減量目標
基準年度 | 可燃ごみ排出量 |
---|---|
令和5年度(2023年度) | 21,197 |
目標年度 | 目標値 | 対基準年度 |
---|---|---|
令和7年度(2025年度) | 20,137 | 5%減量 |
令和11年度(2029年度) | 19,077 | 10%減量 |
令和15年度(2033年度) | 18,017 | 15%減量 |
可燃ごみ排出量の現状
令和6年12月排出量 | 令和5年12月排出量(前年同月排出量) | 対前年同月比(%) |
---|---|---|
1789.57 | 1766.6 | 101.3 |
なぜごみを減量しなければいけないのか
地球環境を守るため
ごみが増えると、自然環境に深刻な影響を与えます。
プラスチックごみが海に流出すると、海洋生物に悪影響を及ぼし、生態系全体が乱れます。
これにより、私たちの食物連鎖にも悪影響が出ます。
ごみの減量化は、こうした環境汚染を防ぎ地球環境を守るために重要です。
資源の有効活用
私たちが日々使う製品には、多くの天然資源が使われています。
使い捨て品を減らし、リサイクルを推進することで、限りある資源を次世代に残すことができます。
資源を大切に使うことは、持続可能な社会を築く上で欠かせません。
ごみ処理経費の軽減
ごみの収集運搬、処理、処分には多額の費用がかかります。
ごみを減らすことで、ごみに係る自治体のコストを削減し、その分を福祉や教育などの他の行政サービスに充てることができます。
ごみの減量化は、経済的な負担を軽減するためにも重要です。
4R(よんあ-る)運動の推進
4R運動について、具体的な行動をおこしていくことがごみ減量への第一歩です。
また、4R運動には優先順位があるので4Rの中で優先度の高い順番に、行動例も併せて紹介します。
1.Refuse【リフューズ:断る】
- 過剰包装は断りましょう。
- 外出時はマイバックを携帯して、レジ袋を断りましょう。
- 割りばしや紙コップの利用を控え、マイはしやマイカップを利用しましょう。
- 無料で配布している物について、本当に必要か、もらう前に考えましょう。
- 買い物をする際は、計画的な買い物をこころがけましょう。
2.Reduce【リデュース:減らす】
- マイボトルを利用して、ペットボトルや缶入り飲料の利用を減らしましょう。
- 買い物の際、バラ売りや量り売りの物を選ぶなど、必要な量だけ買うようにしましょう。
- 詰め替えできる商品を選びましょう。
- 食材は使い切ることをこころがけましょう。
- 食べ物は残さず食べきりましょう。
- 生ごみ処理機器を利用するなど、生ごみの水切りを徹底しましょう。
3.Reuse【リユース:再使用】
- 物は修理しながら、長く大切に使いましょう。
- 繰り返し洗って使用できる容器に入った商品を選びましょう。
- 要らなくなった物は、必要としている人に譲りましょう。
- 要らなくなった物は、フリーマーケットやリユースショップも活用しましょう。
4.Recycle【リサイクル:再生利用】
- 資源になるものを正しく分別しましょう。
- 地域の集団回収を積極的に利用しましょう。
- リサイクルに積極的な店を利用しましょう。
- 再生資源を使用した環境に優しい商品を選ぶようにしましょう。