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『袂水』にまつわる伝説 ~臨終の娘に飲ませた清水~
担当課:商業観光課
行橋市入覚にある湧き水で、とても澄んだ冷んやりとした水が湧き出ています。
この袂水(たもとみず)には伝説があり、地域の方々によって大切に守られています。
袂水に関する言伝え
垂仁天皇(古事記や日本書紀に登場する)の時代、延永長者が治める池田村が大干ばつに見舞われた。
長者の末娘は、雨乞いのため、ため池の竜神のいけにえとされてしまうが、観音様への念じが通じたのか、運よく難を逃れることができた。
しかし、延永の村への帰途、胸の病をわずらい倒れてしまう。
お供の乳母が、湧き水を自分のたもとに含ませ、胸の痛みを訴える末娘に飲ませたことから「袂水(たもとみず)」と言われるようになった。
延永に帰すことができずに没した末娘は、近くの山上にまつられており、現在も「胸の観音」(みやこ町)として多くの訪問者に親しまれています。
場所
福岡県観光情報 クロスロードふくおか<外部リンク>のページよりご確認ください。
行き方によっては道が狭くなっている箇所もございます。
ご不明の際は、行橋市商業観光課までお問い合わせください。
お問い合わせ
行橋市役所商業観光課
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