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心と身体を育む学校給食 ~給食費の負担軽減策~

4 質の高い教育をみんなに
ページID:0025406 更新日:2023年10月31日更新 印刷ページ表示

給食費の負担軽減策

学校給食

 行橋市では学校の教育活動の一環として、昭和49年からセンター方式による小中学校の学校給食を開始し、栄養バランスのとれた給食を提供するとともに、児童生徒の健康増進、体位向上を図ることなどに大きな役割を果たしてきました。

 その後、旧センターの施設等老朽化の理由により、平成26年4月から防災食育センターにおいて小学校2コース、中学校1コースの3献立による完全給食及び完全代替食による食物アレルギー対応を実施しています。

 学校給食には「学校給食衛生管理基準」が定められており、給食を提供するまでの過程において遵守すべき事項がいくつもあります。これらの基準をクリアした給食が、日々子どもたちに提供されています。例えば、食品は鮮度の良い衛生的なものを選定するよう配慮すること。食肉類、野菜類など、種類ごとにそれぞれの調理用器具、容器を備えること。検食は、あらかじめ責任者を定めて児童生徒の摂食開始30分前までに行うこと等が定められています。

 また、学校給食の栄養量、内容及び学校給食を適切に実施するために必要な事項については、学校給食実施基準に定められており、献立作成にあたっては、栄養バランスを図り、食事内容の多様化と質の向上を考慮するとともに比較的家庭で不足しがちな栄養素(カルシウム・ビタミン類)を学校給食でより多く摂取するように配慮し、適切な学校給食の実施に努めています。

 

行橋市の学校給食費

 現在、原油価格、物価高騰等の影響により学校給食用の食材価格も高騰している中、栄養バランスや量を維持した安定的な学校給食を提供するため、令和5年4月改定に伴う学校給食費増額分を市の公費により補てんし、今後予想される食材費高騰分を国の臨時交付金等により補うことで実質的に給食費を据え置き、保護者の皆さんの負担軽減を図っています。

 さらに今般の社会情勢の下、物価高騰の影響を受けている子育て世代の経済的負担を軽減するため、国の臨時交付金等を活用し、臨時的措置として令和5年9月支払分~令和6年3月支払分の学校給食費を無償化しております。

 令和6年度以降の学校給食費の対応については、栄養バランスや量を保った学校給食を児童生徒に安定的に提供する必要があることから、物価高騰の状況や社会情勢を踏まえ、今後の学校給食費の適正な額について改めて検討いたします。

学校給食費及び公費負担額

食材購入費の費用負担(一食あたりの額)
区 分 費用の負担 令和5年5月~8月支払分 令和5年9月~令和6年3月支払分 食材購入費
市立小学校 保護者負担額 食材費分 237円 0円 275円
市補助金 食材費分 17円
臨時交付金等 食材費高騰分 21円
市立中学校 保護者負担額 食材費分 283円 0円 325円
市補助金 食材費分 21円
臨時交付金等 食材費高騰分 21円

 

食材購入費の費用負担(月額)
区分 費用の負担 令和5年5月~8月支払分 令和5年9月~令和6年3月支払分 食材購入費
市立小学校 保護者負担額 食材費分 4,200円 0円 4,875円
市補助金 食材費分 302円 302円
臨時交付金等 食材費高騰分 373円 4,573円
市立中学校 保護者負担額 食材費分 5,020円 0円 5,764円
市補助金 食材費分 372円 372円
臨時交付金等 食材費高騰分 372円 5,392円