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行橋市消防本部(消防署)

ページID:0013568 更新日:2023年1月19日更新 印刷ページ表示

消防のしくみ

消防組織には、消防本部と消防署、消防団があります。

消防本部には、職員の人たちがより良く仕事ができるように環境を整えたり、お金の支払いをおこなう「総務課」、消防自動車や人を助ける道具などをそろえたり、災害活動や訓練などの計画を立てる「警防課」、火災を未然に防いだり、火災の被害が最小限となるように検査指導する「予防課」があります。

消防署には、119番通報を受けて消防車や救急車に出動合図をする「通信指令室」、合図を受けて火災・救急・救助などのさまざまな災害場所へ出動する「消防隊」、「救急隊」、「救助隊」に分かれています。消防署で働いている人たちは、365日24時間体制で、人々の命や財産を守っています。消防本部と消防署で働いている人たちは、消防を職業としている「消防士」と呼ばれる人たちです。

一方、消防士とは別に消防団があります。消防団の人たちは、普段は会社やお店で自分たちの仕事をしていますが、いざ災害が発生したときは、災害現場へかけつけ、自分たちの街を守るため消防士の人たちと協力し活動をおこなっています。

消防のしごと

火災

〇消火活動

 火を消す仕事です。建物や車、山などさまざまな火災の消火活動をおこないます。

〇火災原因調査

 火災の原因を調べて同じような火災を起こさないよう予防につなげます。

〇 地水利調査

 いち早く災害現場に到着するため消防車が通れるかなどの道の調査、消火栓や防火水槽の位置の確認や点検をおこないます。

救急

〇救急活動

 けがをした人や急病人を適切な応急処置をして病院へ運びます。

〇 救命講習指導

 市民の人に応急手当を教える仕事です。救急車が到着するまでに適切な手当てをすることで、一人でも多くの命を救うことにつながります。

救助

〇救助活動

火災で逃げ遅れた人、交通事故で車にはさまれた人、川や海でおぼれている人などを助けます。

予防

〇予防査察

 学校やお店、ガソリンスタンドなどをたずねて消防用設備等(消火器や誘導灯のこと。)が正しく設置されているか、法律で決められた事が守られているか、火災が発生する危険がないかなどを検査します。これを「査察」といいます。

〇 防火指導

 消火器の使い方や避難の仕方を指導したり、火災をふせぐために必要なことや役立つことを地域に教えます。

〇 広報活動

 火災をおこさないよう、新聞やインターネットなどをとおして注意を呼びかけたり、消防車で宣伝して、多くの人に知ってもらいます。

消防自動車の種類

〇水槽付消防ポンプ自動車

 3,000リットルの水をのせています。火災の時はポンプの力で水を勢いよく出して火を消します。そのほか、2,000リットルの水をのせた水槽付消防ポンプ自動車もあります。

水槽付消防ポンプ自動車の画像

〇消防ポンプ自動車

 水はのせていませんが、小型でせまい道でも入ることができる消防自動車です。​火災のときは、消火栓や川、池の水を吸い上げて火を消します。

消防ポンプ自動車の画像

​​〇はしご付消防自動車

 高いビルなどで火災があった場合に出動します。はしごは約30メートルの高さまで伸びます。​ビルの10階ぐらいまでとどき、火災で逃げおくれた人を助けます。

はしご付消防自動車の画像

〇救助工作車

 人を助ける道具をたくさんのせています。火災や交通事故などの災害に出動します。

救助工作車の画像

​〇高規格救急車

​ けがをした人や急病人に応急手当をするためのいろいろな道具をのせています。救急救命士という資格を持っている救急隊員が乗り、救命処置を行います。

高規格救急車の画像