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税金の種類
税金ってなんだろう
わたしたちがおさめた税金は、みんなの安全を守る警察・消防や、道路・水道の整備といった「みんなのために役立つ活動」や、年金・医療・福祉・教育など「社会での助け合いのための活動」に使われています。そのために必要なたくさんのお金をみんなで出し合って負担するのが「税金」です。つまり税金は、みんなで社会を支えるための「会費」のようなものです。
税金の種類
国税と地方税
税金はどこにおさめるかによって、国税と地方税に分けられます。
■国税
国におさめる税のことです。国税には、所得税、法人税、相続税、贈与税、消費税、酒税、たばこ税、自動車重量税などがあります。
■地方税
地方公共団体(都道府県・市町村。たとえば福岡県や行橋市など)におさめる税のことです。地方税には、住民税、事業税、固定資産税、地方消費税、自動車税などがあります。
直接税と間接税
税金を誰がおさめるかによって、直接税と間接税に分けられます。
■直接税
税金をおさめる義務がある人と実際に税金をおさめる人が同じ税のこと。代表的な直接税は所得税や住民税(都道府県税と市町村民税)などです。
■間接税
税金をおさめる義務がある人と実際に税金をおさめる人がちがう税のこと。代表的な間接税は消費税です。
たとえば、消費税は税金をおさめる義務がある人が消費者ですが、実際に税金をおさめる人はお店などの事業者なので、間接税になります。