本文
観光・イベント
観光
行橋市は海あり、山あり、川ありで豊かな自然や風景が市内中心部のすぐ近くにあります。歴史的には多くの人が行き来する街道の宿場町として発展し、そのため歴史的な見どころもたくさんあります。そんな行橋市の観光スポットについて、新しく作った観光ガイドブック「旅する、ゆくはし。」の中から4つ紹介します。
長井浜海水浴場/長井浜公園
白い砂浜と遠浅の海が広がる長井浜は、朝日が美しく上る、穏やかで眺めの良いスポットです。お天気が良ければ、山口県の宇部や大分県の姫島まで見渡せます。春のシーズンは「マテ貝ほり」が楽しめ、夏にはバナナボートやジェットスキーなどのマリンアクティビティが楽しめます。また、ビーチサッカーの大きな大会が開催されたり、やビーチバレーの練習風景が見られたり、ビーチスポーツも盛んに行われています。
今井津須佐神社
北部九州を代表する祇園社であり、「今井の祇園さま」として地元に親しまれている神社です。創建は歴史が深く、鎌倉時代と言い伝えられています。見上げるほどの石垣の上にある神社までは、急な階段で上ります。その様はまるで山城のようです。須佐神社では、疫病からの無病息災を願い、祇園祭を古くから行ってきており、九州の祇園祭の発祥と言われています。現在の「今井祇園行事」は例年夏に実施されており、大きな山車をみんなでひいたり、交互に歌を詠んでいく連歌の奉納が行われたりします。
今川河畔(今川千本桜)
英彦山を源流とする、行橋市の中心を流れる今川は、行橋市のシンボル的な存在で、いろいろな学校の校歌の中にも登場しますよね。春になると菜の花が咲き始め、その後には河川敷の桜が一斉に咲き誇ります。その数なんと千本以上!今川河畔の桜は、行橋市の春を代表する風景となっています。秋になると沿道に彼岸花やコスモスが咲いて、季節ごとにお散歩しながらのんびりお花見が楽しめます。また、整備されたサイクリング道路は、安全にサイクリングが楽しめます。
行橋赤レンガ館
大正時代に百三十銀行の行橋支店として建設されました。レンガ造りの大正ロマンあふれる建物です。設計は東京駅などの設計で有名な「辰野金吾」が関わっているとされています。銀行が営業していた当時の金庫や窓枠・天井などを今も見ることができます。現在はカフェの営業も行っており、ゆったりとした時間が流れる中、本を見ながら歴史にふけってみるもの良いですね。
イベント
行橋市では、市役所のそれぞれの部署で、大小さまざまなイベントを開催し、みんなに楽しんでもらえるよう、がんばって取り組んでいます。また市役所以外にも、この地域を盛り上げようと、いろいろな企業・団体でもイベントを開催しています。今回は、それら中でも市役所が開催している代表的な2つのイベントを紹介します。
行橋夏まつり「こすもっぺ」
最後の夏の楽しみなイベントであり、行橋市内で最大規模の夏まつり。市内を流れる今川(行橋市役所横)を舞台の1つとして、朝から丸1日ステージイベントや多くの露店でにぎわいます。おみこしや市民総踊りの行列も駅前で披露され、市内各所が盛り上がります。フィナーレの花火は、観客席の目前で打ちあがり大迫力!川面に映る花火も幻想的です。行橋市の夏の思い出と言えば、やっぱり「こすもっぺ」!
行橋産業祭「愛らんどフェア」
行橋市の秋を代表するイベントです。農業・漁業・製造業・商業などの行橋市の産業をPRするために開催するイベントで、例年行橋総合公園で行っています。各団体が工夫を凝らした出店を行い、体育館の中ではステージイベントやフリーマーケットがあります。この時期からは、行橋市が誇る「豊前海一粒かき」の販売が始まることでも有名で、かきを目当てにしている方もたくさんいます。二日間じっくり楽しめるイベントです。