神楽の里 京築まるごと博物館









●どんな方法で、地域づくりをするの?

 「地域づくり」の考えとして、"生活環境博物館"という意味をもつ"エコミュージアム"があります。1960年代、フランスで提唱された博物館の考え方です。博物館といっても一つの建物の中に入っているのではなく、地域全体がまるごと博物館なのです。
 エコミュージアムは、この考え方を取り入れて、地域の豊かな文化・自然環境を活かした地域づくりに役立てていこうとするものです。

 京築地域の11市町村(行橋市豊前市苅田町犀川町勝山町豊津町椎田町吉富町築城町新吉富町大平村)が構成する神楽の里づくり構想推進協議会を中心に地域住民、福岡県担当部局と連携し、地域づくりを進めていくものです。また、県の「個性ある地域づくり推進事業」として助成をうけて進められています。



●京築まるごと博物館って、何だろう?

 京築地域は、海路として栄えた豊前海に面し、平尾台から英彦山へと続く山岳地に抱かれています。
 森や滝、肥沃な大地や干潟など自然環境に恵まれたところです。そして、今でも豊前修験道の影響が見られる豊前神楽が行われています。京築まるごと博物館では大切に伝統芸能を守ってきた人々の心を代表する文化である「神楽」をシンボルとしてとして扱います。神楽の息づく里として、地域の発展とともに地域文化がさらに高まっていくことを期待しています。

 いにしえの京築地域は、自然に恵まれた豊かな生活を営み、「豊の国」と称されていました。この豊かな地域=豊の国の成り立ちを探り、これからの地域の活性化、未来の創造へと活かしていきます。

 このためのテーマを「神楽の息づく里 豊の国の成り立ちを探る」としました。

 そして、京築まるごと博物館のイメージを統一する、シンボルマークを平成13年に設定しました。



●京築まるごと博物館のめざすもの

 京築まるごと博物館の活動は、地域の豊かな文化や自然環境を活かして、次のことをめざします。

  自然環境を活かした自然とのふれあいの場づくり
  広域連携による観光振興と地場産業の振興
  地域アイデンティティーの確立

 これらの目的を果たしていくために、身近なところに隠れている大切なものを再び見つけていきます。そして、地域全体の魅力を大きく育てています。一つの町ではなかなか見つからなくても、11市町村の住民が情報交換をしながら、互いに協力して魅力を高め合うことが大きな力になるのです。



●これからどんなことをしていくの?

 住民自らが京築地域を知ることをはじめとして、広域ネットワークづくりを行います。

  地域に隠れている大切なものを探すための調査
  楽しく巡るためのモデルコース、マップづくり
  現地を訪れるための誘導サインや解説板の設置
  地域を紹介するための解説員の育成、ガイドブックづくり
  自然や産業とふれあう体験の場づくり

 11市町村の住民、一人ひとりが、活動に参加していくことで、京築まるごと博物館をつくり上げていきましょう





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