平成27年度第15回行橋市長旗争奪少年柔道大会 少年規定
少年大会申し合わせ事項
本大会は、身体的にも精神的にも発展途上の小学生の大会であることを常に念頭におかれて、特に危険防止について考慮されると共に礼法を正しく行うこと、姿勢、組み方などについても一層のご配慮をお願いします。
(I)本大会の申し合せ事項
1.本大会全ての試合は国際柔道連盟試合審判規定及び、国際少年大会申し合わせ事項により行うものとする。判定の基準は「有効」又は「指導(2回)」以上があったとき。
2.試合時間
正規の2分
3.団体間の勝敗
各試合ごとに予選リーグで行い、勝ち残ったチームが決勝トーナメントに進出する。
(ア)勝ち人数による。
(イ)勝ち人数同等の場合は内容による。
(ウ)内容も同等の場合は代表戦を1回行い、勝負を決定する。
(エ)予選リーグにて同率、同点のとき、くじ引きでトーナメントを作成し代表戦を行う。
4.危険防止の為の申し合せ
(1)立ち技の場合
相手が技を施したとき、抱き留めて防ぐのはよいが、抱きかかえたまま捨て身技で投げた場合は反則負けとする。
(2)固め技の場合
(ア)攻められている者の肩関節が逆をとられている状態で、危険と思われるときは「待て」と宣告し立たせる。
(イ)袈裟固、肩固等で抑えられている者が頭の方に回転して、両膝頭とも畳みについた形でも押さえこみは継続する。
(II)少年大会申し合わせ事項
少年の柔道試合は、国際柔道連盟試合審判規定のうち、次の条項を加えあるいは置き換えたものによって行うものとする。
1.加えるもの
禁止事項として次の各号を加える。
(1)「立ち勝負」のとき
(ア)相手の後ろ襟、背部又は帯を握ること。・・・「指導」
(注)但し、技を施すため、瞬間的(1~2秒程度)に握るのは認められる。
(イ)両膝を最初から畳について背負い投げ等を施すこと。・・・「指導」
(注)両膝を最初から畳につくとは、同時はもちろん、ほとんど同時と見なされる場合も含む。技が崩れた結果である場合は反則としない。
(ウ)いきなり相手の足(又は脚)をとること。・・・「反則負け」
(2)関節技を用いること。及び締め技のうち、三角締めを用いること。・・・「指導」
(注)締め技、関節技いずれも禁止とする。・・・「指導」
(3)次の技を施すこと
- 蟹挟み・・・「反則負け」
- 無理な巻き込み技
- 相手の頚を抱えて施す大外刈り、内股、払い腰など。・・・「指導」または「反則負け」
- 裏投げ、肩車を禁止する・・・「反則負け」
(4)固技などで頚の間接及び脊椎に故障を及ぼすような動作をすること。・・・「指導」
2.教育的配慮から留意する反則事項
(1)「故意に相手と取り組まず、勝負を決しようとしないこと。」(20秒)・・・「指導」
(2)「立ち勝負のときに見苦しい姿勢をとること。」(6秒)・・・「指導」
(3)「立ったままで、試合者が互いの手の指を組み合す姿勢を続けること」(6秒以上)・・・「指導」
(4)「服装を乱すこと、及び審判員の許可を得ないで勝手に帯等を締め直すこと。」・・・「指導」
(5)「無意味な発声をすること」・・・「指導」
(6)「相手の体に危害を及ぼしたり、柔道精神に反するようなこと。」・・・「反則負け」