地球温暖化対策
2014年1月9日
地球温暖化とは
地球温暖化とは、人間活動の拡大により、大気中の二酸化炭素、メタン、亜酸化窒素、フロンなどの温室効果ガスの大気中の濃度が増加し、これにともない日射によって発生する熱や地表面から放射する熱の一部がバランスをなくし温室効果ガスに吸収されることにより地表面の温度が上昇する現象です。
急激な気温の上昇により影響として
- 海面水位上昇による土地の喪失
- 豪雨や干ばつなどの異常気象の増加
- 生態系への影響や砂漠化の進行
- 農業生産や水資源への影響
- マラリアなどの熱帯性の感染症発生数の増加
など、地球環境と私たちの生活に甚大な被害が及ぶものと考えられます。
このように、地球温暖化の問題は、非常に広範囲・長期間にわたって地球環境への影響が考えられます。また、すぐ目に見える形で影響が表面化しないものであり、これまでの局地的な環境問題とは大きく性格の異なる現象です。私たちも地球温暖化の問題を、自分の子や孫の将来世代のことを見通して理解していく必要があります。
行橋市の取り組み
「地球温暖化対策の推進に関する法律」が平成11年4月に施行されたことにより、地方公共団体に、庁内向けの地球温暖化対策実行計画を策定することが義務づけられました。
行橋市では、平成12年3月に行橋市地球温暖化対策実行計画を策定し、13年度(平成13年4月)に施行されました。計画の期間は5年間で、平成17年度までとなっています。この5年間で温室ガスを6%削減することを目標としています。地球温暖化対策実行計画の詳しい内容は、環境課、環境係までお問合せください。