| 福岡県指定文化財下検地楽 |
下検地楽(しもけんじがく)は、毎年5月3日・4日の両日、王埜(おおの)神社境内を中心に各所で演じられる楽打ち(豊前・豊後地方の太鼓踊り)である。地元では検地楽(けんじがく)の名で親しまれている。この楽の成立年代は定かでないが、江戸後期には盛んに行われていたようで、幕末には小倉城下にも招かれたことが記録にみえる。
下検地楽は大人の笛吹、青年の親楽2名を除けば、4歳から12歳までの男子が太鼓打ち、鉦打ち、楽の半ばで楽の由来を述べる言立(いいたて)を受け持つ子供楽である。
子供たちは浅黄染抜きの浴衣、手甲(てっこう)、脚絆(きゃはん)、白足袋(しろたび)、襷(たすき)の華麗な装いで、頭にはニワトリの尾羽を飾るので「ニワトリ楽」ともいわれる。
楽の中心に神の降りる依代(よりしろ)として山車(だし)が立てられるなど古い様式を残している。
古式豊かで華麗な下検地楽は豊前の楽打ちの中でも異彩をはなっている。
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