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行橋市指定文化財蓑島百手祭


 蓑島百手祭(みのしまももてまつり)は、毎年5月21日の夕刻、蓑島神社にて浄土宗法泉寺・西方寺、浄念寺とともに神仏一体となって執り行われる神事。
 蓑島は古くから海上交通の要所であった。室町時代の後半になると、瀬戸内海を荒らしまわっていた水軍(海賊)がたびたび来襲して、島の安全を脅かしていた。島民は島を守るために弓術を修め、結束してこれに対抗したことに、この祭りは由来するといわれている。
 百手祭とは、弓矢で的を射て吉凶を占い、繁栄を祈る神事である。祭は、籤幣(くじへい)によって選ばれた2名の若者が射手となり、神社の西南にある小祠(しょうし)の前に海賊の目に見立てた大きな2張りの的に向かい矢を2本ずつ射る。その後、子供達による的壊しや、長寿を迎えた夫婦がつくったケーラン団子も奉納され、無病息災や豊漁を祈願する。
 この祭は、古式な格調を残した貴重な民俗行事である。







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